ナラティヴ・セラピ-って何? [ アリス・モ-ガン ]
■アリス・モ-ガン■小森康永■金剛出版■2003年01月発行年月:2003年01月 ページ数:224p サイズ:単行本 ISBN:9784772407663 小森康永(コモリヤスナガ)1960年岐阜県美濃市生まれ。1985年岐阜大学医学部卒業。以後10年間にわたり同大学小児科に籍を置き、MRI等で研修し、主に小児の情緒障害の診療に従事。1995年名古屋大学医学部精神科、四日市日永病院(現・総合心療センターひなが)で精神科研修。現在、愛知県立城山病院(精神科医)。専攻は家族精神医学上田牧子(ウエダマキコ)1965年福岡県福岡市生まれ。1995年カリフォルニア統合学研究所(CIIS)カウンセリング心理学修士課程修了。1999年カリフォルニア州ファミリーセラピスト(MFT)免許取得。現在、サンフランシスコ・ファミリー・サービス・エージェンシー(セラピスト)、チャイニーズ・アメリカン・インターナショナル・スクール(スクールカウンセラー)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 ナラティヴ・セラピーって何?(ストーリーを通して、人生を理解し人生を生きること/治療的文脈におけるストーリー/外在化する会話ー問題を名付ける/問題の歴史をたどる ほか)/第2部 オルタナティヴ・ストーリーを分厚くする(リ・メンバリングする会話/治療的文書の活用ー文書、宣言、認定証、ハンドブック、面接記録、ビデオテープ、リスト、絵画/治療的手紙/儀式と祝典 ほか) ナラティヴ・セラピーは、近年、カウンセリング、コミュニティワークにおいて急激に浸透してきている最先端の治療的介入法である。その要諦は、クライエントのストーリーの書き換え(リ・ストーリング)にあり、「問題が問題であり、人や人間関係が問題ではない」という前提を受け入れることからスタートする。一方でナラティヴ・セラピーは、社会学・文化人類学・フェミニズム・言語学・哲学等の多くの分野の影響をうけており、そのために臨床技法として難解なイメージを抱かれがちであった。本書には、ナラティヴ・セラピーを実践する上で重要な鍵となるいくつかの概念が、多くのケースを例示しながら簡潔に説明されている。わが国に「ナラティヴ・アプローチ」を導入した訳者の手によって、読みやすい、使いやすい、肩の凝らない最適の入門書がここに訳出された。 本 科学・医学・技術 医学・薬学 医学
価格:2730円
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